九州(大分市、長崎市)IM 訪問報告

2014年11月16日 「九州(大分市、長崎市)IM 訪問報告」

今まで地域ブロックのIMの集まりには極力参加し、多くのIMにお会いし地域の事情を収集し後のIM研修やJBIAの活動に反映させてきましたが、中国、四国、九州は最近疎遠になっておりましたのでこのたび九州の2か所を訪問し情報交換の場を持たせていただきました。

大分市にはホルトホールという新たな施設が出来ており、その中に併設されたBI施設
「大分市産業活性化プラザ」ではJBIA認定IMを条件に支援者を配置し、オーソドックス
な形で運営されていました。
なによりも市の施設運営者のみならず、市の担当者、大分県信用組合、商工会議所、民
間BI施設などの連携がすでになされており、理想的な姿を見ました。

大分市は、JR大分駅の改修が大々的に行われるなど、珍しく発展する地方都市の姿を
見ましたが市から離れるとやはり衰退が見られるとのことでした。

次に長崎市に移動し県、財団、中小機構、民間BIの方々にお集まりいただき長崎県産業
事情をお伺いしました。長崎市内では観光客を沢山見かけ、市の中心部には衰退を感じら
れませでしたが、県に所属する離島の人口減少や経済には厳しいものがあり、財団でも離
島振興に力を入れ創業応援の活動も展開しているとのことでした。しかし、新しいものを
阻むマイナスエネルギーも大きいとのことで人間社会に潜む難しさを実感しました。

しかし、以前存在していた県全体の関係者を結ぶ連携会議のようなものが途絶えており、
支援機関それぞれはきちんと活動しているものの全体を結ぶ活動が課題である旨、県の方
から発言がありました。

極く大雑把な報告ですが、お聞きした沢山の課題解決に向けて次年度のJBIA事業や
IM研修企画に反映させたいと思います。 以下訪問時の写真をご覧ください。

大分編​
大分駅前に出現した多目的施設HorutoHallOITA  HorutoHallOITA内部(一部)
外観からは想像できないゆったりとした内部 
 ご参集いただいた方々です左から、大分県信用組合 佐藤さん、星野、姫野IM、工藤IM、県信 綾部氏、ホルトホール指定管理者 矢野氏、大分市 塩月氏、同 渡邊さん、撮影は酒井S-IM​ 
酒井S-IMのお城
United Share(ビルの3F) 
United Share関係者
左から会員起業家 野崎さん、IM卵橋本氏、酒井S-IM
卒業企業相良氏、酒井さんの後ろシャイな商工会議所Fさん 
大分市在住のJBIA会員IM
左から姫野IM,工藤IM,酒井S-IM
大分から長崎へ
約4時間の高速バスの旅 
長崎編​
長崎事情を伺った方々
左から 財団 永田IM, 県 貞方氏、同 村井氏、IM卵 早稲田氏、小松IM、
民営BI万屋 一ノ瀬氏、財団秘密兵器 大石IM
インシュべーションうを終えて
新たに加わった方、左櫻木S-IM、右2番目鷹島S-IM
今年1月、明治日本の産業革命遺産として世界文化遺産に
推薦され、新しい歴史を刻み始めた端島、別名「軍艦島」
40年前に閉山となり風化のすさまじさを目の当たりに 

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