スタートアップ・アテンダント(SA)事業とは(暫定) 

SAとは

JBIAはこれまでに多くのIMを輩出し全国のBI/IMをリードしてきた一方で、2014年度から女性起業家育成IM支援事業として調査、研究、広報等を実施し、経産省女性起業家等支援ネットワーク構築事業東北ブロックの活動とも協調してきました。これらの活動から垣間見えたことは、女性起業家が気軽に相談できる窓口がないため、創業をためらうケースも散見されたことです。

豊かな感性を持つ女性の起業を支援し、多様性のある事業を発掘・成長させることは、コロナウイルス問題で低迷した起業活動の再生や人口減少が課題である地域において、BI/IМ成果拡大に資するものと考えます。

よって、事業経営者の中から女性起業家のファーストコンタクト支援者となる人材を育成して、潜在的女性起業者の掘り起こしから各段階に応じた支援を実施し、創業しやすい環境づくりを推進することで、地域における女性活躍と革新的なビジネスを創出するために、スタートアップ・アテンダント(SA)育成事業を始め、所定の能力を備えた者を認定することとします。

SAの主な役割

・ロールモデル

潜在的女性起業家の中には、ビジネス経験が僅少で、事業概念や金銭感覚を養う必要のあるタイプも多く見受けられます。このようなタイプの方に対しては、プレプレ~プレ段階にある身近な女性起業家の活動を知ることが有効的なので、実際の事業活動を見てもらいながら必要に応じて体験談などを伝えます。

・メンター

ライフイベント(出産、育児、夫の転勤、介護)に職業人生を左右されやすい女性の起業において、プライベートな部分を考慮しない事業計画は実現できる可能性が低くなってしまいます。その時々に応じたフレキシブルな事業計画を策定するためには、ある一定の個人情報を入手しなければなりません。そのような時に、ライフイベント等の類似経験が多い方同士は共感を得やすく、また、計画が頓挫した時の理解度も高いため、潜在的女性起業希望者に寄り添い、時に導く存在になります。

・創業支援情報の提供者

ビジネス経験が僅少で創業支援情報の入手方法が分からない潜在的女性起業家に対して、創業レベルに合わせた情報の提供と適切な支援機関の紹介をすることにより、事業のブラッシュアップや事業概念を学ぶ機会を提供します。

SAの主な活動

・営業時の起業啓発活動

自身の事業を営業している際に、起業に興味関心のある顧客等に対して起業相談に応じる体制であることを周知する方法として、SA認定時に配布する卓上のぼりの設置およびスタートアップ・アテンダントロゴを名刺に記載します。

・相談を希望する潜在的女性起業家に対する対応

相談内容を傾聴し、自身の起業体験談やスタートアップ時に有益な情報(セミナー、イベント等)を提供します。必要に応じてパートナーとなるIMやSAを紹介します。

・IMおよび創業支援機関とのネットワーク構築

パートナーとなるIMや創業支援機関、自治体、金融機関等が実施している創業支援情報を随時入手するために必要なネットワークを構築します。ネットワーク構築に必要な機会は、パートナーとなるIMが提供します。

・潜在的女性起業家発掘を目的とした相談員としての業務受託

自身の事業に負担のない範囲でのSA活動を基本としますが、創業支援機関等が設置する相談窓口の相談員として委託される場合は、当事者同士の話し合いの上、決定してください。

SAの支援範囲

・相談者のファーストコンタクト者として、傾聴と情報提供に留めるものとし、事業計画の策定や融資、補助金申請等に関する専門的な支援は行いません。

・パートナーとなるIMや支援機関からの協力要請(セミナー、イベント情報の広報)があった場合には、自己の判断で応じるか否かを決めてください。協力要請に対するノルマやペナルティは一切かからないものとします。

認定制度

以下に示す条件をクリアした者をスタートアップ・アテンダント(SA)として認定します。

認定条件

①起業家であること。

・開業届を提出済みで3年以上経過している。(個人・法人問わず)

・開業届けは出していないが、継続的に収益を得ている事業を3年以上続けている。

②SAを正しく理解し、必要な知識を有していること。

・JBIAが主催するスタートアップ・アテンダント養成研修修了者

・JBI共催または協力の研修修了者

≪2020年7月末時点で該当する研修≫

①経済産業省 平成30年度女性起業家等支援ネットワーク構築事業「起業アテンダント養成研修」

②福島県 潜在的女性起業家発掘育成事業「起業アテンダント養成研修」

③会津若松市 地域活性化人材の伴走支援者養成事業「起業アテンダント養成研修」

・JBIA主催SA養成研修カリキュラムに示す知識を既に有しており、そのことをJBIA理事会が認めた者

JBIA主催SA認定カリキュラム 案      ※2021年度以降実施予定

・創業支援の必要性と意義

・IMと経営指導員の違い(起業家育成・アントレプレナーシップ)

・女性起業家の特質とタイプ別支援法

・傾聴技法とコンプライアンス(守秘義務・法令順守)

・連携支援の在り方(先輩起業家サポーターの留意点)

・SAの存在意義と役割

・自他地域の創業支援施策と支援事例

③SAとしてJBIA認定IMまたはシニア―IM(以下Sr.IM)と下記いずれかの関係性構築が可能。

・自身が起業する際にJBIA認定IMまたはSr.IMから支援を受けていた。

・JBIA認定IMまたはSr.IMが在籍しているBIに入居している(いた)。

・JBIA認定IMまたはSr.IMからパートナーとして推薦を受けることができる。

④上記③の関係性をSr.IMが保証すること。

・申請をするSAとJBIA認定IMの関係性が虚偽でなく、連携できる体制にあることを保証する。

・保証するSr.IMの活動地域は問わない。

⑤JBIA SA会員であること。

・会員規則はJBIA会員制度会則参照のこと。

・会費細則に従い定められた会費を納入していること。

⑥他会員に対して迷惑行為をしないこと。

・反社会的勢力との関係がない。

・宗教の布教活動をしない。

・マルチ商法の活動をしない。

・その他、迷惑行為と判断できる行為が告発された場合は都度審議する。

認定要領

①申請時期

・毎月20日〆切

・期日までに申請手続き、月末までに費用納入すること。

②審査時期

・毎申請翌月初旬

③結果発表

・審査終了次第

④有効期限

・技量認定は終身とするが認定は3年度毎の更新

⑤費用

・入会金               5,000円

・会費              3,000円

・失効回復審査料   1,000円

⑥納入先

・ジャパンネットバンク すずめ支店 普通預金 口座番号2231682

口座名 シャ)ジェービーアイエー

・オンライン決済の導入検討(決済手数料4.6%程度)

⑦更新方法

・退会のお申し出が無い限り自動更新

・更新時期に会費の請求書を送付し、入金確認を以って更新

⑧認定者

・一般社団法人JBIA

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