「原発被災地復興応援事業」 報告 その2

2015年3月8日「原発被災地復興応援事業」 報告 その2

本年度JBIA活動「原発被災地復興応援事業」と題し、昨年度福島IM研修を修了したOdaka Worker’s Base(OWBの和田IMの活動に注目し、会員にお知らせする事としました。OWBはコワーキングスペースです。
昨年6月11日に続き、3月4日2回目の現地訪問を実施し、人口減少社会復活に何か参考になることが得られないかとの思いでヒアリングをしました。
場所は、南相馬市小高区で、原発20キロ圏内故、夜間の滞在が禁じられている地域です。従ってまだ公共交通手段が復活しておらず、福島駅から60キロメートルを車で行くしかなく、レンタカーにて雪が残る峠を二つ超えてたどり着きました。

活動概要

  • 絹製品の製造販売。桑の育成、蚕の飼育とまゆつくり、糸紡ぎ、機織りとかつて分業により成立していた事業をすべて手がけるミニ事業を目指すものである。一旦すたれた事業が再び雇用を生む事業になることはないと承知の上で、志を合わせて作業することにより住民意識を繋ぎとめることに意義を置いている。
  • おだかのひるごはん。昼食提供のみの食堂事業で、先ずは昼間現地で勤務する人たちの利便性を図りつつ避難した人達の帰還意識を促すのが狙い。一日30食から60食と変動が大きい。ごみは20キロ圏外に搬出。
  • 訪問者対応、出張講演。記録はつけていないとの事であるが1000人くらいの来訪者に現地事情を説明したとのこと。

僅か一年足らずの間に二つの事業を立ち上げたエネルギーは現地事情を勘案すると驚嘆に値するが、かといって彼に共感する人は多々いるものの活動を共にする仲間にはまだ恵まれないようである。

まとめ

人口減少により衰退する地域を維持するためのヒントを伺ったら以下二つの答えがかえってきました。

  • 若い人を受け容れ後押しをする風土
  • 一旦都会に出た人が地域の中で自分の存在を確かめられるような居場所つくり

こんな思いをしながら再び人が住めるわが町を目指して居ることがわかりました。

OWBを出て小高駅を眺める まだ開通しない駅舎がひっそり
この道を昼間狸が歩いていたとのこと  
OWBの同じ建物の隣に出来たアンテナショップ
人が憩えるスペースと来訪者に販売するグッズがあります 
自販機のある一角だけを見るとどこにでもある風景だが 
OWB内部と和田IM
穏やかな外見ではあるが内にはIM-Shipが満ちあふれている

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